エリクソンの癒しの逸話– category –
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エリクソンの癒しの逸話
癒しの逸話「裏庭のピート」
アルコール中毒のピート 私(エリクソン)の患者にピートというアルコール中毒の男性がいました。 彼は32歳になるまでに、20年間も刑務所で服役していました。彼は刑務所を出ると、フェニックス(アリゾナ州の都市)へ行き、酒を飲んで子持ちの離婚した女... -
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癒しの逸話「罪を恐れた女性」
罪を恐れた女性 ある日、私(エリクソン)の自宅兼治療所にひとりの若い女性がやってきました。 彼女は、映画館というところは若い女性が立ち入ってはならない、とても罪深い場所だと両親や教会から教え込まれてきました。 タバコが売っているような場所に... -
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癒しの逸話「盗みグセのある少女」
盗みグセのある少女 エリクソンのもとを、ある両親が訪ねてきました。両親は、絶望した様子でこう言いました。「私たちの6歳になる娘の盗みグセをなんとかしたいのです。あの子は、私たちの物を盗み、友達の物も盗んでしまいます。買い物にでかけると、お... -
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癒しの逸話「タバコを大量に吸い続ける女性」
タバコを大量に吸い続ける女性 エリクソンの自宅兼治療所に、喫煙の問題を抱えた女性が訪ねてきました。その女性は、たくさんの本も出している売れっ子作家でした。 女性はエリクソンに「あなたの友人や教え子の治療家たちのところに行きましたが、私に催... -
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癒しの逸話「ダイエットを懇願する女性」
ダイエットを懇願する女性 私(エリクソン)の治療所に、ある女性がやってきました。 その女性は、「体重が180ポンド(約82㎏)もあります。医者に130ポンド(約59㎏)まで減らすようきつく言われて、何百回もダイエットに挑戦してきました。何とか130ポン... -
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癒しの逸話「ビック・ルイーズと呼ばれた女性」
ビック・ルイーズと呼ばれた女性 まだアメリカに禁酒法があった時代(1920~1933年)に、エリクソンが、ニューイングランド地方にあるロード・アイランドという町の精神病院で勤務していたころ、エリクソンはビッグ・ルイーズと呼ばれている女性患者と出会... -
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癒しの逸話「人生を呪い続けた男性」
人生を呪い続けた人 ある日、エリクソンの自宅兼診療所に、車椅子に乗せられた男性が妻に連れられてやってきました。その男性は、腕と脚を椅子に固定されていました。 男性は、11年間も激痛を伴う関節炎と麻痺に苦しみ続け、その人生を深く呪い、激しい怒... -
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癒しの逸話「死にたがりのベティ」
今回は、ミルトン・エリクソン氏がある病院で講演を行った際に出会ったベティという女性の物語をご紹介します。 これも私が大好きな物語です 死にたがりのベティ 1956年10月、ボストン州立病院で開催される催眠をテーマとした精神科医の全米大会で、私(エ... -
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癒しの物語「ジョウ」
【ミルトン・エリクソンと物語】 伝説的な催眠療法士であるミルトン・エリクソンは、その治療や教育に「物語」を使うことで有名でした。 「物語」を使うことで、患者の無意識の領域にアプローチし、間接的に患者に新たな考え方を植え付けたり、動機づけを...
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